「葉っぱのフレディ」~変化を受け入れられない時にオススメしたい一冊~

【『葉っぱのフレディ』~変化を受け入れられない時にオススメしたい一冊~】

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こんにちは。
体と心をつなぐヨガセラピスト×理学療法士の洋です。

淡路島でフェニックス・ライジング・ヨガセラピーの個人セッション(オンライン)やクリパルヨガクラス(対面・オンライン)を通して、体と心をつないで本当の私で生きていくことをサポートしています。

この記事は、私の本棚や、新しく読んだ本の中からオススメの1冊をシェアしています。絵本から専門書まで、洋が「これは!」と思う1冊を心を込めて紹介します!

今日オススメする1冊は「葉っぱのフレディ」です。言わずとしれた、超有名な絵本ですね~。

「葉っぱのフレディ」は「死」について考える絵本

表紙を1枚めくったところに、H12年12月23日と日付が書いてありました。購入した日です。
振りかえると、私はこの時まだ学生でした。
この本を購入した理由は、たしか学校で受けた緩和ケアの授業が影響したんじゃなかったかな~?

細かくは覚えてないけど、私、緩和ケアの授業を受けた時に、号泣したんです。
命の話、生と死。なにかすごく響いたんですよね~。
だから、本まで購入した。

「葉っぱのフレディ」は「死」について考える絵本です。
木に生まれた葉っぱのフレディが、季節の移り変わりとともに、変化すること、死んでいくことを、体験と共に学んでいくお話だと、私は思っています。

本の中で、私が好きな部分があって、親友で兄貴分のダニエルがフレディ「死」を教えてくれてるところです。

まだ経験したことがないことは こわいと思うものだ。でも考えてごらん。世界は変化しつづけているんだ。変化しないものは ひとつもないんだよ。春が来て夏になり秋になる。葉っぱは緑から紅葉して散る。変化するって自然なことなんだ。きみは春が夏になるときこわかったかい?緑から紅葉するとき こわくなかっただろう?ぼくたちも変化し続けているんだ。死ぬということも 変わることの一つなのだよ。
(出典:「葉っぱのフレディ」レオ・バスカーリア作 みらい なな訳)

変化することは、自然なこと。
ぼくたちも変化し続けていて、死ぬということも、変わることの一つ。

死を頭では理解していても、心のどこかで拒絶したり、見ないように、触れないようにしてる人も多いのではないかと思います。

一度読んだだけでは、さらっと読み終わってしまいそうな絵本ですが、実は深い絵本です。
年齢関わらずオススメしたい1冊です。

「葉っぱのフレディ~いのちの旅~」
作:レオ・バスカーリア 訳:みらい なな 童話屋 1650円(税込)

余談ですが、学生時代に緩和ケアの授業をして下さった医者の名前を奇跡的に覚えていて、検索したら今も大学でご活躍のようでした。
その医者の専門分野の中に「マインドフルネス」とあり、超びっくり!

なにか、すご~く不思議なご縁を感じました。

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
体と心をつなぐヨガセラピスト×理学療法士 洋

 

 

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