ボディイメージによる人生へのブレーキ

【ボディイメージによる人生へのブレーキ】

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こんにちは。
体と心をつなぐヨガセラピスト×理学療法士の洋です。

淡路島でフェニックス・ライジング・ヨガセラピーの個人セッション(オンライン)やクリパルヨガクラス(対面・オンライン)を通して、体と心をつないで本当の私で生きていくことをサポートしています。

さてさて~(^^♪

今日は、以前に読んだこの本の中から、一部を紹介します。

マインドフルネスストレス低減法 J.カバットジン著 春木 豊 訳 北大路書房 (2200円+税)

人は体のどこかが悪いと、億劫になってその部分を使わないようにしがちになります。

体を使わないということは、 病気になったり、怪我をしたときの一時的な対処法にすぎませんが、それが人生全体に影響を与えることもあります。

何度も怪我をしたり、病気になったりするうちに、自分の体に対する確固たるイメージができあがってしまうのです。

この心の変化に気がつかないと自分はそういうものだと信じこんでしまうことになります。

そして、自分の限界を、直接体験して探求するのではなく、自分の思い込みとか医者や家族の話をうのみにして決めるようになってしまいます。

うっかりしていると、自分自身と自分の健康とのあいだにくさびを打ち込んでしまうことになるのです。

(出典:「マインドフルネスストレス低減法」 J.カバットジン著 春木 豊 訳)

この部分、なんかすご~く印象に残ったんです。

私、以前はすごく自分の体に対してコンプレックスを持っていました。
今だってコンプレックスはありますが、今よりずっと強く持っていました。

小さいころに喘息があったので、呼吸器系が弱い。
いつも便秘してる。
体はきゃしゃすぎて女性らしくない。
体が固い。
姿勢も歩き方もひどい。
側弯だってある。
扁平足もひどい。
骨折したところが、変形治癒してる。
左右差もものすごくある。

私は、自分の体に対するイメージが「私の体は悪い、魅力がない」だったんです。

体に対するボディイメージ。
私が私の体をどんな風に思っているのか。

ここで言うボディイメージとは、客観的(運動学的、運動力学的)に体がどうなっているかをイメージする力ではなく、主観的なイメージのことです。

自分の限界を無意識に「このくらい」と決めてしまう。
これは、ヨガでエッジ(限界は超えないギリギリのところ)を探求していると、今までに何度か出会ったことがある感覚です。

体は限界じゃないのに、ポーズがそれ以上深まらない。
自分のボディイメージによるブレーキ。
これ、本当はすごく多いんじゃないかと思うんです。

そして、このブレーキはヨガの時だけではなく、日常生活でも似たようなことをしてしまうことがとても多くあります。

ボディイメージによる人生へのブレーキ。

・・・自分の限界。

それは日によっても違うし、心の調子によってももちろん変わります。
それを探っていくことは正に自分とのコミュニケーションだし、その瞬間の自分の限界を認めることは、自己肯定感とも言えます。

何かができたから自分を肯定する、ではなく、ただ今この瞬間の自分と共に存在する。
ブレーキをかけているのも自分だし、今抱いているボディイメージもありのままの自分。
ただ今この瞬間に意識を向けて感じとる。

それだけなんだけど、そこには、あなたの限界も可能性もどっちも眠っています^^

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体の声を聞くためには待つことも大切です

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
体と心をつなぐヨガセラピスト×理学療法士 洋

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