【マインドフルネス瞑想とは?そのポイントとは?】
こんにちは。
体と心をつなぐヨガセラピスト×理学療法士の洋です。
淡路島で
フェニックス・ライジング・ヨガセラピーや
クリパルヨガクラスをしています。
どちらも、体と対話して
体の声を聞いて
本当の私につながることを大切に
しながら行ってます。
さてさて~(^^♪
先日から読み直しているこの本。
「マインドフルネスストレス低減法」 J.カバッドジン著 春木豊 訳
そもそも
マインドフルネスって横文字ランゲッジが
わかりにくいですよね~。
(日本語にしてくれって感じ)
今日は
そんなマインドフルネス瞑想とは?
そのポイントも併せて紹介しま~す。
マインドフルネス瞑想とは?
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、注意を集中する、という意味です。
(出典:「マインドフルネスストレス低減法」J.カバットジン著 春木豊 訳)
私たちは、普段気づかないうちに
意識が過去や未来にいっていることが
多くあります。
仕事が終わったら
今日はアレをしてこれをして、とか。
昨日言われたことがめっちゃ不快、ムカつく、とか。
意識は今ではなく、気がかりなことにとられ
現在から離れてしまっています。
この「今ここ」から意識が離れている状態って
一日の中で実はすっごく長いんです。
注意が拡散して、心はさまよい始めて
思考や幻想の中をウロウロしてしまいます。
そういう時のあなたは
「今ここに存在していない」
ということになります。
3分間瞑想
試しに3分間
安定して座って、良ければ目を閉じて、
呼吸に注意を向けてみましょう。
(3分タイマーかけてやってやってみましょう)
自然な呼吸のリズムに任せてみます。
なんのコントロールもせずに
ただ呼吸を観察します。
その時
呼吸はどんな速さをしてる?
どんな深さをしてる?
どんな風に空気が入って
出ていってる?
3分間その様子を観察し続けます。
すると、どうですか?
3分間一度も呼吸から注意が離れずに
注意を集中し続けられた方いますか?
おそらく
いなかったのではないでしょうか?
している最中に
別のことを考え始めていたり
コレなんの意味があるのかな?と思ったり。
注意が離れてしまっていた自分を
「あ~ダメだ~」と責めていたり。
でも、それ誰にでもあることです^^。
注意を一つに集中させておくって
実は難しいんです。
それは、無意識にできる訳じゃなくて
それを意図してやって
はじめてできることなんです。
そうでなければ
意識は他のことに向いて
今ここから離れていってしまいます。
だから、注意を一つに集中させて
心を安定させておくためには
意図が必要なのと
トレーニングが必要なんですね!
そのトレーニングをしているのが
マインドフルネスであり
マインドフルネス瞑想なんです。
瞑想とは?
瞑想とは、意識的に心や体を観察して、今という瞬間から次の瞬間に向けて体験したことを、あるがままのものとして受け入れるプロセスなのです。
(出典:「マインドフルネスストレス低減法」J.カバットジン著 春木豊 訳)
ちょっと難しく感じますね~(-_-;)
要は
自分の心や体を主体的に観察して
今起きていることをそのまま体験して
それをありのままの状態として
受けいれるプロセス、という意味です。
今起きていることを
自分に都合の良いように解釈して
自分に取り込むことではありません。
冷静に、ただ淡々と事実(起きていること)
を観ていきます。
そこにどんな意味があるのか
とか原因とか理由とか。
そういうことを、分析するのではなく
ただ今起きていることとして観る。
これがマインドフルネス瞑想です。
よく瞑想をして
「無になれない」とか「雑念が湧いてくる」
ということを耳にします。
でも、無になることが瞑想でもないし
雑念を消すことが瞑想でもありません。
無になれない時や雑念が湧いてくる時には
内側で今なにが起きているのか。
それを観察して、注意が今ここから
離れていることに気づいたら
また戻ってくるだけのことです。
/
湧いてくることを押し殺して無になることが瞑想ではありません。
\
ただ
今この瞬間の自分に注意を向けて集中し
あなたがすでにいる場所(つまり今)
で起きていることを瞬間瞬間体験して
もっとよく知る、ということです。
先ほどの3分間の瞑想でも
今のあなたの状態を知ることができます。
10分、15分することが最初大変であれば
まずは3分間だけ集中してみる
とハードルを下げてやってみることも
アリかもしれません。
マインドフルネス瞑想のポイントとは?
なにも変えようとしない
マインドフルネス瞑想には
いくつかのやり方があります。
静坐瞑想、ボディスキャン、食べる瞑想
歩く瞑想、動く(ヨガ)瞑想。
それぞれの瞑想法に方法の違いはあります。
でも
その中で大切な1つ目のポイントは
「なにもしない」ということです。
「なにもしない」というのは
何も変えようとしない、という意味です。
私たちは、なにか対処する・解決することを
普段の生活の中でも頻繁にしています。
例えば、先ほどの3分間瞑想だったら
呼吸が浅い→深くしよう、とか
肩がこってる→凝りを今すぐほぐそう、とか。
問題に、対処して解決する。
それができることが良くて
できないことはと悪い。
また、社会の中でも
対処する・解決することを
強く求められる時って多くありますね。
でも。
マインドフルネス瞑想は
なにも変えようとしないんです!
今あるがままを観察して
それに気づいて、なにも変えずに
この瞬間にいる。
それは、ここに存在する練習なんです。
なにも変えずに
この瞬間に存在する。
例えば、先ほどの例であれば
呼吸が浅いのであれば、浅いまま
肩こったのであれば、こったまま。
ただ、それを体験するんです。
時には不快な感覚も出てきます。
でも、不快なことでも
なにもかえようとせず
そのままにして
この瞬間を体験しつくす。
コレ
自分がそこに意図を持って
向かっていないとできません。
ジャッジをしない
また
こういうこともあるかもしれません。
先ほどの3分間瞑想中に
別のことを考えてしまって
それに気づいた時に
「あ~私、ダメだな」とジャッジして
自分を否定してしまったり
責めてしまったり。
でも
マインドフルネス瞑想では
どんなことに対しても「良い」「悪い」
ジャッジはしません。
これが、二つ目のポイントです。
もし瞑想中に
自分から注意が離れていることに気づいたら
そっと注意を自分に戻します。
「良い」「悪い」のジャッジはせずに
「あ、他のこと考えてた、戻ろう」
ただそれだけです。
マインドフルネス瞑想をして
今日はよくできた、今日はよくできなかった
という思いを抱くことは
実際よくあることです。
私にも、そういった体験が何度もあります。
でも
それはまだまだ、ジャッジをしている
ということかもしれません。
もしジャッジをしてる自分に気づいたら
その自分すら受け入れて
「あ~私、ジャッジしてるな」
と気づいていたらいいんです。
今の私は、そういうところにいる。
マインドフルネス瞑想は
今ここに意識をおいて
気づいていく瞑想です。
それを繰り返し練習していくことで
ありのままの自分として存在する
これがマインドフルネス瞑想のゴールでもあります。
まとめ
マインドフルネスやマインドフルネス瞑想、またそのポイントについてお話しました。
マインドフルネス瞑想は、文字で読んで理解することよりも、体験が大切です。
わかったような、わからないような、と今思っていたとしても、そのままで大丈夫です。
それこそ「なにも変えようとしない」です。無理やり解決しない。グレーも時にはアリ、です。
マインドフルネスは、日々の生活にも取り入れられますが、最初はわかりにくいかもしれません。
最初は、やり方を教わって、徐々に自分の生活の中にも取り入れていく方がスムーズです。
体を動かしながら、自分に注意を向けて、今起きていることを体験していくヨガ。マインドフルネスを取り入れたヨガがクリパルヨガであり、フェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)です。
ヨガクラスとフェニックス・ライジング・ヨガセラピー(PRYT)には若干違いがあります。
そのお話は、また別の機会にしますね^^
洋のヨガクラス&フェニックス・ライジング・ヨガセラピーの予定は、こちらでご確認下さい。
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今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
体と心をつなぐヨガセラピスト×理学療法士 洋
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