【肩甲上腕リズムとは?】理学療法士が教えるヨガ解剖学vol.29

【肩甲上腕リズムとは?】理学療法士が教えるヨガ解剖学vol.29

https://iwahashiyoko.com/wp-content/uploads/2021/04/IMG_2586-300x300.jpg

こんにちは~。
こころのリハビリ専門家.理学療法士の洋です。

淡路島とオンラインで
こころのリハビリとヨガをしています。

 

このヨガ解剖学ではヨガに役立つ豆知識を
理学療法士×ヨガ教師の視点で紹介しています。

 

専門家向けではなく
普通の方向けのコラムです。

 

さてさて~(^^♪

 

今日はヨガでよくする動き
サンブレスから
肩の動きをシェアしていきま~す♪

 

サンブレスとは
「太陽の呼吸」という意味。

 

まず初めに
サンブレスとは動きはこちらで~す。
↓↓↓

 

腕を横からまわしあげ
横からおろしてきます。

 

場合によっては真ん中で合掌して
手を下ろしてくることもあります。

 

その辺は色んなバリエーションが
あります。

 

では、最初にクイズです!

 

サンブレスの時の肩の動きって
関節運動としてはどんな動きでしょうか?





外転と内転ですね!

 

外転は上肢が体幹から離れる運動
内転は上肢が体幹に向かう動きです。

 

詳しくはこちらにも書いてるので
おさらいしてみて下さいね。

 

内転は外転の逆とシンプルに考えると
まず理解したいのは外転の動きです!

 

肩の外転とは?

まずやってみましょう、サンブレス!

 

肩の外転は腕を体幹の横に下げた状態から
90度を通過しておよそ180度まで
腕が上がってきます。

 

つまり
外転の可動域は180度です。

 

その時に動いている関節は
どこでしょう?

 

1つではなく
考えられるところ全てを
あげてみてね。

 

肩関節、そうそう。
肩関節動いてますよね。

 

・・・ほかには!?

 

これわかりにくいかな~。
肩周囲には実は関節が沢山あるんです。


(photo by AC)関節名は書き足しました。
左肩を背部から見た写真です。


(photo by AC)関節名は書き加えました。
右肩を前方から見た写真です。

 

この中で外転では
肩関節だけでなく
肩甲骨と胸郭の間にある肩甲胸郭関節
肩鎖関節や胸鎖関節

も動いています。

 

肩甲上腕リズムとは?

もし誰かほかの人がいたら
肩の外転を触らせてもらって下さい。

 

その時に
あなたは肩動かす方の後ろに来て
肩甲骨に片手をあてて
外転時の肩甲骨の動きを追ってみて下さい!



どうです!?どうでした???

 

肩甲骨動いてたでしょう~♪えっへん

 

肩甲骨がおおざっぱに三角形▽の形と捉えると
肩甲骨の下のとんがり(下角)が
外側+上方向へ移動していきますよね。


(photo by AC)ラインは書き加えました。

 

つまり、上方回旋の動きです。

 

じゃぁ、もう少し観察してみて。
肩甲骨は肩外転のしょっぱなから
動き始めてました!?



一番最初は動かないですよね。

 

最初は肩関節だけ!
少ししたら肩甲骨も動き始める。

 

コレ、肩外転の動きの
超ウルトラスーパーぽいんと!
です。

 

肩外転180度は
肩関節だけでは無理なんです。

 

肩関節+肩甲胸郭関節の動きが合わさって
やっとこ180度まであがるんです。

 

これを
肩甲上腕リズム
といいます!

 

肩外転0~30度:肩関節のみ
それ以降:肩関節+肩甲胸郭関節の動き

 

この動く比率に一定の割合があって
肩関節:肩甲胸郭関節=2:1
という特徴があります。

 

これ普段問題なく動いてる時は
わかりにくいかな~。

 

でもね。
肩が痛くなった時に初めて
「あ、肩甲骨って大切だったのね」
て気づくんです。

 

デスクワークや運動不足とかで
肩甲骨周りが固くなって
肩甲骨の動きが悪くなることって
実はあるんです。

 

そうすると
肩甲骨が胸郭上を動かない。

 

肩関節だけで
無理に外転しようとすると
肩甲骨と上腕骨がぶつかったり
肩をあげる筋肉の過剰使用で
痛みが出たりします。

 

それが炎症となって
さらにひどい痛みとなることもあります。

 

そしてもう一つ!
肩の外転には大事なポイントがあります!

 

それは、また次回に♡

 

最後に、もう一度サンブレスをしてみましょう!
↓↓↓

 

・左右で違う動かしやすさや動かしにくさ
・腕を上げていく時の重さ
・肩甲骨のすべりに意識を向けて
是非。やってみて下さいね~。

 

まとめ

今日はヨガでよくする動きのサンブレスから、肩の動きを紹介しました。

肩を横から上にあげる外転という動きは、肩関節だけではなく肩甲胸郭関節での動きも大切です。

肩外転時には、肩関節と肩甲骨が肩甲上腕リズムで2:1の割合で動いています。

次回、肩外転時の秘密をもう一つお伝えします♪

 

公式LINEでは、洋の日々のつぶやきや
こころのリハビリお得情報を配信しています。

是非登録してね~♡

公式LINE登録はこちらをクリック
↓↓↓

検索IDからもご登録頂けます。
検索ID▶@038aztph

ヨガ解剖学、ネタ募集してま~す。↓↓↓

<募集中>
ヨガ解剖学では、今後扱ってほしい内容を募集しています。お答えできない場合もあるかもしれませんが、できる範囲で回答していこうと思います。気になっている解剖学のことなどあったら、教えてもらえたら嬉しいです。お待ちしています^^

ヨガ解剖学リクエスト

リクエストは公式LINEからでも大丈夫です。是非登録してね♪

検索IDからもご登録頂けます。
検索ID▶@038aztph

<参考文献>
(1)中村隆一 他、基礎運動学第4版、医歯薬出版株式会社、1998年、p187

<こちらもいかがですか?>
【腹式呼吸とは?】
【胸式呼吸とは?】
【ヨガの呼吸法とは?】
【逆腹式呼吸とは?】
【呼吸を感じる】
【骨盤底筋群とは?】
【骨盤底筋群はどうやって内臓を支えているか?】
【排便姿勢が大切な理由】
【前屈とハムストリングス①ゆるゆる伸ばす】

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
体と心をつなぐヨガセラピスト×理学療法士 

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP